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2024 新春号 Vol.126

営農豆知識

キウイフルーツのせん定時期です

品質のよい果実を収穫するためには、整枝・せん定を行って、日当たりをよくし、摘果や薬剤散布、収穫などの作業をしやすくすることが大切です。冬期せん定のポイントを簡単に紹介します。

①せん定時期は、12月~2月に行います。

②基本的な樹形は、主枝を棚の左右に振り分ける「一文字整枝」が一般的です(図1)。
主幹、主枝、亜主枝、結果母枝の順で枝が細くなるようにします。

③主枝は、主幹から左右にそれぞれ3mくらいの長さとします。

④亜主枝は、左右の主枝に各4本ずつとします。間隔は60~70cm。

⑤結果母枝は、亜主枝1本につき5本程度とし、長さは50~100cm。

⑥結果母枝のせん定は、前年に着果した枝は、その先に3~5芽残して先端を切ります(図2)。
着果していない枝は、8~10芽残して先端を切ります。

⑦結果母枝の更新 数年たつと着果位置が先になってくるので、主枝や亜主枝に近づけるように新しい結果母枝に更新します。

図1 一文字整枝の模式図
図2 結果母枝のせん定と実のつき方(葉は省略しています)

シクラメンの花を長く楽しむために

シクラメンはサクラソウ科に属し、原産地は地中海沿岸。日本に入ってきたのは明治中期といわれ、植物学者の牧野富太郎博士の命名による「カガリビバナ」という和名もついています。栽培には長い期間を要し、9月にタネをまき、鉢替えなど様々な管理作業を経て、開花は翌年の12月になり、約15か月ほどかかります。葉の数だけ花が咲くともいわれるシクラメンを長く咲かせるための手入れ方法を紹介します。

置き場所

シクラメンの生育には15℃前後が適切ですが、割合と寒さにも強く、2~3℃に下がっても大丈夫です。置き場所としては、日光のよく当たる明るい窓辺などが適しています。たっぷり日光浴させると、株のしまりや花つきがよくなります。暖房機の近くで高温になるところや寒風の当たる場所は避けてください。

水かけ

土が乾くと葉がしおれてきますので、しおれ気味になったら、できるだけ晴れた日の午前中に株元にたっぷりと与えてください。おおむね3~4日に1回を目安とします。乾燥しやすい部屋に置いた場合などは加減してください。
水かけは花や葉にかからないよう株元にていねいに行います。水がかかると、葉のつけねにある蕾を腐らせやすいからです。
また、鉢の受け皿に水をためておくのは、根腐れの原因になるので、やめましょう。

肥料

年末に入手した鉢には十分な肥料が含まれていますが、1~2か月すると、肥料が切れて、下葉が黄色くなってきます。液肥なら半月に1回、化成肥料なら1つまみ(1gくらい)を月1回程度与えます。

花がら摘み

咲き終わった花や黄色くなった葉は、病気の原因になるので、必ず早めに摘み取りましょう。
茎をねじるように引っ張れば簡単にとれます。

葉の汚れとり

葉についた汚れやほこりは、ぬれた布などで軽くふくと、葉が美しくなって、株の勢いもよくなります。