2023 秋号 Vol.125
部会活動紹介
立川市果樹組合
「立川市果樹組合」は立川市で果実を栽培している生産者で構成され、現在は16人が所属しています。昭和31年に発足し、今年で67年目を迎える歴史ある生産者団体です。ナシ、カキ、ブドウ、ブルーベリーなど多品目の果実を栽培し、地域の皆様に新鮮な果実を販売している他、JAや立川市と協力し、様々な活動に取り組んでいます。
プロフィール
ナシ、カキ、リンゴ、モモの4品目の果実を栽培しています。一番生産量の多いナシは祖父の代から始め、現在は「幸水」「豊水」「新水」「あきづき」「新高」の5品種を栽培しています。ナシは8月~9月にかけて庭先直売で販売している他、ファーマーズセンター「みのーれ立川」でも取り扱っています。見かけた際は、是非手に取ってみてください。
果実品評会の実施
立川市と協力し、品質の選定・管理技術の向上を目的として毎年9月に果実品評会を実施しています。中央農業改良普及センターの協力の下、果実の大きさや形、病害虫の被害の有無などを基準に厳正な審査を行っています。品評会終了後には即売会も実施しています。
直売会の実施
「阿豆佐味天神社 例大祭」や「立川市農業祭」など地域のイベントで直売会を行っています。季節の果実を販売する他、ブルーベリージャムなどの加工品も販売しています。毎回多くの地元の方にお越しいただき、地場産果実の魅力を知ってもらえる良い機会となっています。
視察研修
組合員間の交流を深めることや農業技術の知識向上を目的に視察研修を開催しています。近年は新型コロナウイルス感染防止のため、中止となっておりますが、以前は広島県立総合技術研究所や茨城県の農研機構を訪問し、最新技術や果樹の仕立て方などについて学びました。
オリジナル段ボールを作製
「梨用段ボールを新しくしたい」という組合員からの声を受け、令和5年2月、農林水産振興財団のチャレンジ農業支援を活用し、新たにオリジナル段ボールを2種類作製しました。側面と表面には立川農業のブランドマーク「立川印」を入れており、消費者に立川農業を広くPRしていきます。