2023 夏号 Vol.124

部会活動紹介

「昭島市そ菜経営研究会」は昭島市で野菜を栽培する生産者で構成され、現在は30人が所属しています。地域の皆様に新鮮な野菜を販売する他、ＪＡや昭島市と協力し、様々な活動に取り組んでいます。

井上泰男会長

井上《いのうえ》　泰男《やすお》会長

トマト、カブ、ニンジンなど年間約15品目の農産物を栽培しています。また、地元の小学生を対象にトウモロコシの収穫体験を行うなど地元の方々との交流も大切にしています。

農産物の品質や栽培技術の向上を目的に、毎年秋期そ菜立毛品評会を実施しています。毎年多くの会員が良く管理された圃場を出品しており、中央農業改良普及センターの協力の下、肥培管理や生育状況を基準に厳正な審査を行っています。

「あきしま環境緑花フェスティバル」や「昭和の森冬まつり」などのイベントで直売会を行っています。毎回多くの地元の方にお越しいただき、地場産野菜の魅力を知ってもらえる良い機会となっています。

出荷を請け負った会員が市の給食センターへ農産物を出荷しています。配達された食材は給食センターで調理され、学校給食として子供たちに提供されます。子供たちが「食」を通じて地元の農業に関心を持ってもらえるよう、日頃から安心・安全な農産物づくりに取り組んでいます。

昭島市産業まつりで直売会や共進会を行う他、令和元年度以前は野菜宝船を製作・展示していました。展示終了後は宝船を解体し、来場者に無料でお配りしていました。