2024 秋号 Vol.129
営農豆知識
秋まき緑肥で土づくり
野菜畑の土づくりに有機物の施用は欠かせません。主な有機物としては、堆肥(牛ふん堆肥やバーク堆肥など)と緑肥(イネ科やマメ科の牧草類)があります。堆肥は十分に腐熟したものを施用しますが、緑肥は畑で栽培して緑のまま土にすき込む作物です。緑肥には、表のような効果が期待できます。ただし、デメリットとして、栽培する期間と腐熟させる期間が必要で、畑を2~6か月間空けることになります。今回は、秋まき緑肥で栽培の多いライムギとヘアリーベッチについてご紹介します。
1 主な品種とは種方法
2 すき込み方法